介護保険における特定疾病とは

介護保険制度において特定疾病というものがあるのを知りました。
医療保険じゃあるまいし何のために特定があるのでしょうか?っていう感じですが、どうやらこういうことのようです。


介護保険の被保険者は40歳〜64歳、65歳以上で分けてあり、それぞれ2号被保険者、1号被保険者と呼ばれます。
前者は被保険者&保険料を払い込むグループ、後者は保険金の給付を受ける権利のあるグループ。
なぜこの年齢なのか?は、安定運用のための試算と要介護になる可能性の統計的データに因るものと想像します。


じゃあ40代で万が一要介護になったらどうなるのでしょう?。
最近は、若年性痴呆などといって結構巷でも耳にしますし、若者より中年のほうが罹りやすい疾病もあります。
若くして脳卒中を起こす人もいますし。
この介護保険の特定疾病は、第2号被保険者が万が一罹患した場合、介護保険の要介護認定の対象となるものだそうです。


現在は特定疾病として16項目が指定されています。
最後に追加されたのは末期がんで、これは2006年4月の介護保険制度の改定にて特定疾病に加わりました。
医療が進む中、がんとの闘病期間が長くなる人も多いという現れでしょうか。
また、特定疾病に指定されているうちで、動脈硬化や糖尿病性の疾患はシロウトでも中年以降の病気として認識があり、なんとなく昔から聞き馴染んだ病名。生活習慣病とも言えますねぇ。
一方、パーキンソン病やALSは統計的にも中年以降に罹患しやすいことはわかっているそうですが、未だに有効な治療法はないみたいですね。医学の進歩を待つのみです。
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